こんな私にもできたんだから、あなたも頑張れば出来る!の落とし穴

こんな私にもできたんだから、あなたも頑張れば出来る!の落とし穴人生論
遊(ゆう)
遊(ゆう)

こんちわー、こんな私にもできたんだから、あなたも頑張れば出来る!みたいなこと言われたことありませんか?脳科学を凄く勉強してきた立場から、その言葉が嘘なんじゃねぇの?っていう話をしていきたいと思います。

頑張りすぎてすり減っている方は是非読んでみてください。

結論:努力したからといって、必ずしも報われないのが事実

努力をしなければうまくいくことはありませんが、誰かがうまくいった方法は、誰かがうまくいく方法で、あなたもうまくいくとは限りません。

努力をすれば、報われるわけではありません。

うまくいっている人のアドバイスを聞いていても、その意図を汲み取れる人と汲み取れない人は確実に存在します。

100%の再現性があると妄信して自分の大切な時間とお金、そして健康を害するほど自分を追い込む前に、自分というものをもっと知っていきましょう。

人間が違うということは、前提条件が違うということ

私の本業である鍼灸は、個体差を重視する医学です。体を触っていれば10人10色の体をしていることがわかります。

私のような専門家でなくても、一般の人でも見た目からしてみんな少しずつ違うのはわかると思います。

それが個体差です。

個体差というのは、身長、体重、髪質、髪色など、様々な要素がありますが、脳も例外ではありません。だから、僕らは一人ひとり性格が違うわけで、違う意識を持っているわけです。

つまり、同じものを見て異なる感じ方、考え方をするのです。

違う脳を持っているということは、得意な分野と苦手な分野が異なるということです。得意なことが違うのに同じ努力の仕方、同じジャンルで同じ結果は得られません。

近い脳を持った人をモデリングしなければ意味がない

うまくいっている人にも色々なタイプの人がいます。

誰かのやり方をまねることをモデリングといいますが、学習効率を高めるためにモデリングは有効な方法です。

しかし、このモデリングの対象は、自分の脳と近いタイプの人であることが大切です。

自分が苦手な部分を得意とする人をいくらモデリングしても、上達するのは亀のようにゆっくりしか進みません。そしてその人のアドバイスを的確にあなたは理解できません。そんなことしている間に人生終わってしまいます。

「私も落ちこぼれだった」には裏がある

私にもできたんだから、あなたも頑張れば出来るよっという話をする人の多くが、「私も落ちこぼれだった、特別な能力などない」という話を良くします。

この言葉は嘘をついているわけではありませんが、真実ではありません。再現性100%の方法というのはありません。

すべての人は自分の体を通した感じ方しか出来ません。他人の体の外見はわかっても、他人の体と入れ替わったことはないわけですから、あなたの体からはこの世界がどう見えているのかは、どんなに優れた人であっても、本当のところはわからないのです。

しかし、話が通じると同じだと錯覚してしまいます。

誰もが天才だと認める天才物理学者アインシュタインの言葉にこういう言葉があります。

“私は天才ではありません。ただ、人より長くひとつのことと付き合ってきただけです。”

しかし、死後、アインシュタインの脳を解剖したところ、脳の抽象的な概念を司る前頭前皮質に特徴的な渦状のめずらしい模様があることがわかっています。

つまり、そもそも脳の構造が一般人と違うのです。

当然そこから生まれる発想は、一般的な脳の構造を持つ人とはかけ離れた天才的な発想が出てきますが、アインシュタイン本人は、長く一つのことと付き合ってきた結果だといっています。

アインシュタインの言葉を信じて、立派な物理学者になった人も多くいると思います。しかし、その影で表には出てこない形で、物理学に多くの時間と労力を注ぎ、十分すぎる努力を行ったにもかかわらず、物理学とは関係のない世界で生きていくことを強いられている人、もしくは結果が出ずに心を病んでいった人も多くいるのです。

努力すれば、報われることもある

努力は嘘をつかない、努力は報われる、努力すれば夢は叶うという言葉は残念ながら嘘です。

これは、勝者の理論でしかありません。

確かに、努力もせずに勝者になるのは不可能に近いのも確かです

だからといって、がむしゃらに努力をしろという話ではありません。自分に才能のないところは素直に認め、才能のあるところで勝負していくことです。

チャレンジできるのは才能、継続できるのも才能

現代の日本は確かに恵まれています。いろいろなことにチャレンジしていきやすい環境でもあります。

どんどんチャレンジしていっていいと思いますが、チャレンジできないことで、自分を責めるのはどうかやめてください。

継続できないことで自分を責めるのもやめてください。人間自分が本当に欲していないことは継続できません。

みんな頑張っているからといって、あなたも頑張れるわけではないのです。みんなやっているからといって、あなたもやれるわけではないのです。

自分の体の声にもっと耳を傾けてください。

まとめ

・努力をしたからといって必ず報われるわけではない。

・才能がないところで努力するなら、報われることを期待しない

・才能があるところで努力した方が勝率は上がる

・才能がないことで自分を責めない

コメント

タイトルとURLをコピーしました