
こんちわー、夏はなぜあんなに女性がきれいなのか不思議です。
はい、では、前回のメリットに引き続いて、今日は法人設立して失敗したなーっと感じたデメリットについて紹介していきたいと思います。
法人設立して「しまった―っ」と感じたリアルな声をぜひお聞きください。
結論:売上高が中途半端だと、計算することや手間が増える
私のように売上が1000万円クラスの弱小ビジネスをやっている人にとっては、ちょっと売上が下がってしまうとかえって増税になることが少なくありません。
これが実は地味にプレッシャーだったりします。また、赤字になったとしても、住民税の均等割額というもので7万円+税理士報酬は絶対かかるので、個人事業主の方がこのあたりは優遇されています。
特に役員報酬を経費にできる点をうまく考えた計算をしっかりと行っていかないと、͟͟͞͞(๑•̀=͟͟͞͞(๑•̀д•́๑)サッと税金はうまいこと回避しても社会保険でボコられるなんて結果になることもあるので、超難しい(T.T)
料金が高い税理士の場合はこのような提案を非常に的確に行ってくれると思いますが、社会保険は社労士の分野なので税理士の専門領域以外の分野が関わってくるので、トータルでアドバイスできる税理士は少ないのかも?と思います。
私のようにとりあえずクリーンな確定申告を安く請け負ってくれる税理士さんの場合は、相談すればそれなりにアドバイスはくれますが表やグラフにして、どこが一番お得!みたいな細かな計算まではさすがに行ってくれないので自分で税務を勉強して考える必要があります。
また、色々な細かな手続きによる手間が結構多いので、ここまでやって節税の効果がないと泣きたくなります(笑)
法人格という考え方に慣れない
法人を設立すると一番最初に戸惑うのが、法人は法律上の別人格であるという考え方です。
経営者は自分で、判断も自分だけれど、人格は別みたいな不思議な考え方になります。慣れてくると、法人の役員としての自分とそうではない自分といった風に分けられるようになってきますが、最初は自分で作成した、自分の出張の精算書に、自分で判子を押すとかままごとしているみたいで、違和感しかなかったです。
一人で何役も演じているような妙な感覚は3年たった今でもあります。
青色申告の時の簿記の知識が一部使えなくなる
個人事業主として自分で青色申告の時に使っていた事業主貸、事業主借といった頻繁に使う勘定科目が使えなくなり、最初は仕訳の仕方がわけわからなくなります。
青色申告の時は自分だけわかっていればよかったものの、税理士さんが入る為、税理士さんにもわかるようにメモを入れていく作業とかが、実は地味にめんどくさいです。
通帳と書類の管理が煩雑になる
個人の通帳や書類と法人の通帳や書類の管理が煩雑になります。
元々取引のある銀行で法人の口座を作ったので、通帳の見た目が同じで判別が名前を読まないといけなくてややこしく、更に煩雑さが増します。
給料などは取引履歴を残すために、法人口座から個人口座へ役員報酬を振り込むので、その際に法人の通帳から振り込んで、個人のカードから引き出すみたいな感じになるので、給料日は結構面倒な日って印象です。
設立時に資本金を多くし過ぎて後悔
設立時に個人から資本金を出資するのですが、出資した時点でこの資本金は法人のものとなり、個人に簡単に返却できなくなります。
資本金を個人に返すには定款の書き換えが必要になり手続き費用だけでも3万円もかかります。なので、法人で借り入れを入れる予定がない場合には、私のように資産管理や節税目的で合同会社を設立した場合は、信用力としての資本金は不要です。資本金を少なめに設定した方が個人の資産が多くなるのでお勧めです。(私は失敗しました)
事あるごとに登記簿謄本、印鑑証明を求められ地味な出費
銀行の口座を作る、携帯電話、Wifiの契約をするなどなど、契約に関することがあるたびに個人であれば免許証のコピーで済むところが登記簿謄本という法人の身分証みたいなもの(3ヶ月以内のものに限る)や印鑑証明の提出が求められます。
しかもこれが、1通600円と地味に高いんです!そして、追加料金払って郵送してもらうか、法務局まで取りに行かなくてはいけないので一つ一つは小さくても発行日が違うだけの全く同じ登記簿謄本をとるためすげー無駄な気がする出費が出ます。
登記簿謄本はオンライン経由で申し込んで郵貯で支払うと400円になるのを最近知りました。
まとめ
・節税効果は高いけれど、売上が下がりすぎると増税になる
・法人という概念が最初わからなくて戸惑う
・個人事業主の時と簿記のつけ方が微妙に違うので勉強が必要
・通帳と書類の管理が煩雑になる
・資本金は簡単に動かせない
・法人の身分証明書である登記簿謄本は毎回お金がかかる

デメリットばかり並べると嫌だ~って思った方もいるかもしれないけど、法人を設立しないとこういった体験もなかなかできない体験だから、このぐらいの苦労はする覚悟をしてぜひ法人は設立ましょう^^b
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