年収100万円から年収1600万円になって生活がどう変化したのか?

年収100万円から年収1600万円になって生活がどう変化したのか?お金
遊(ゆう)
遊(ゆう)

こんちわー、暑い日が続いてますがコロナ自粛で静かな夏休みを過ごされている方も多いかと思います。

私は鍼灸院を開業したての最初確定申告の年収は100万円。昨年の実質年収を計算したら大体1,600万円ぐらいになっていました。今日は年収マウントを取る記事を・・・書こうとしたわけではなくて、年収が16倍になって生活がどう変化したのか、実際に体験してみてどういう感じなのかを、話をしていくね。

結論:年収が上がっても、自分の楽しいと感じるものをたいせつにすること

私自身は、年収が上がって変わったことは、

・車を100万円の軽自動車から、180万円の中古の乗用車に乗り換えた。(これは、軽自動車に戻してもいいかな)

・鍼灸院を独立させ、一人暮らしを始めた。(これはもう手放せない)

・年に1~2回沖縄旅行に行くようになった。(これも手放せない)

・税金・社会保険料についてかなり考えるようになった。(社会の落とし穴に足を取られない為に勉強は大切)

・必要なもの以外買わなくなった(本当に欲しいものは意外と少ない)

私の生活水準はおそらく貧乏大学生と変わらないぐらいなので、想像されているよりも年収が上がっても。特別幸せになるわけではないと思います。

年収100万円時代の生活

施術単価をすごく安くしていたので、毎日へとへとになりながら20人近く施術を行い。週休1日(この日も結局銀行、行ったりなどの事務仕事や施術のセミナー参加)で生活をしていました。

お金はなくてもいいから、施術と勉強の毎日でした。どちらかというと、施術技術を磨いて腕で承認欲求を満たすことを優先していました。

売上が上がっても、1本3万円する施術DVDを手当たり次第に買い漁ったり、セミナー参加にジャブジャブお金をつぎ込んでいたので、売上ベースででは200万円近くはあったかと思いますが、勉強代に年間で100万円はつぎ込んでいました。

これはこれで生活が充実していたので、私は楽しかったですが、20代で若かったからできたというのもあります。

実家の一室を使って鍼灸院を行っていました。

計算上だと月の手取りが8万円ぐらい。国保(月確か3000円ぐらい)と国民年金(年15万ぐらい)払っていたのですが、税金はほとんどなかったので、家には3万円(年間36万円)ぐらい月々払って、残りの5万円弱は小遣い+貯金という感じで生活していました。

欲しい本やDVDなどを経費として100万円ぐらい使っていたので、物欲というか買い物したい欲はほとんど満たされていましたから、ちょっとしたお菓子買う、友達とご飯行くぐらいしかお金は使いませんでした。

年収300万円時代の生活

毎日20人施術することがだんだん辛くなり、施術単価を少し上げて1日の施術人数を15人程度まで減らし、売上ベースでは400万円ぐらいあげられるようになりました。相変わらず100万円分ぐらいはDVD購入とセミナー参加はしまくっていました。

国民健康保険の負担が2万円近くになり、3000円が一気に2万を超えたので、同じサービスしかうけられない健康保険に7倍弱支払うのは心理的にかなりきつかったです。国民年金は年収に影響を受けないので年間15万円ぐらいです。

事業所得が290万円を少し超えたので、個人事業税の3%(はり、きゅうは3%)の請求がはじめて来てビビったのを覚えています。

所得税や住民税も合計で50万円ぐらい支払うことになるので、手取りで月平均にすると、20万円いかないかぐらいです。

この時から小規模事業共済で若干の節税を始めました。

家には家族から増額を迫られ、月10万円ぐらい支払っていました。手元で自由に使えるのが10万円ぐらいを小遣い+貯金という感じです。

年収700万円時代の生活

専門特化型の鍼灸院へ変えて、施術単価をさらにあげる経営方針に転換しました。また、鍼灸院以外にも施術技術を教えるセミナー業を始めるようにもなってきていました。

このころは、税金を払わなければ手元にお金は残せないという当たり前のことに気づき、経営者としてこのバランス感覚について考えることが増えてきた時期です。

所得税と住民税で大体140万円ぐらい、個人事業税が12万円、国保も年間50万円ぐらい、年金は15万円ぐらいで、年間約220万円ぐらい引かれるので、手取り年収が約480万円ぐらい。支払金額が明らかに今までの金銭感覚から逸脱して高いと感じるようになり、時期がバラバラで請求されることもあり、何にいくら払っているのかよくわからなくなってきました。

平均の月の手取りにすると、ボーナスなしで月40万円ぐらいです。30代前半にしてはそこそこの年収にはなりましたが、売上は不安定なものなので急な売上低下に備える必要もあり、結構貯蓄に回しました。

家には年間120万円入れるので、小遣いと貯金が月に30万円ぐらいです。

年間の約1/3は納税とか社会保険のために働いている計算になるので、税金や社会保険料についていろいろ考え始めるようになりました。

セミナー講師で長距離で車での出張があり、高速道路を軽自動車で走るのが怖かったため、この時期に車を乗用車に乗り換えました。

また、セミナー受講で沖縄に行くことがあり、どっぷり沖縄の魅力にはまり、年に1度ぐらいは格安航空で沖縄に行くようになりました。

年収700~900万円ぐらいが、心理学的には一番幸せになりやすい年収といわれています。

税金が思っていたよりも大きく、本当に欲しいっと思わない限りものを買わなくなったり、以前のように何日経っても受講したい!っと思えるセミナー以外は参加も控えるようになってきました。

年収1000万円時代の生活

世間でもよく言われる年収1000万円を超えると、何か幸福度というか、達成感があるのか?っと期待していたのですが、はい、全く幸福度も達成感もありません。

むしろ、年収1000万円クラスになるともっと稼いでいる人達と比べてしまって、終わりの来ないラットレースに巻き込まれ、税負担が重くなって苦しくなっていたように思います。

年収1000万円の税負担は、所得税、住民税、個人事業税だけで260万円、その年は国保がだいたい年間50万円ぐらいの負担。年金が15万円で合計で325万円ぐらいでした。(すぐにプライベートカンパニーを作って対応したので、1000万円になると国保負担は年間80万円はこえてくると思いますが、社会保険に乗り換えたのでここは回避しました。)

年収1000万円は世間一般のイメージよりも裕福でも幸福でもなく、若干、不幸感が強いかもしれません。

個人事業主の場合、手取りにすると675万円です。会社員の給与控除よりも青色申告控除額が少なくなる分、個人事業主の方が税負担が大きくなるし、保険料を半額会社が収めてくれるなどもないので、不公平感を強く感じました

月平均の手取り月収で考えると56.25万円です。家に10万円いれていたので、小遣い+貯金が46万円月にできた感じです。

そして、税制上考えないといけないことが増えます。

消費税事業者になってしまうので、その税金対策も兼ねて、この時にプライベートカンパニーを設立しました。同時に設立した法人で鍼灸院もテナントを借りて、社宅も借りて一人暮らしを始めました。

実家で仕事をしていると、空いている時間は暇だと家族に思われて、あれこれ都合よく用事を頼まれるのが実は相当ストレスだったというのが、一人暮らしを始めて分かりました。

実質年収は1600万円だけど、年収は300万円の生活

年収1000万円までは、実家で家賃のかからない鍼灸院から、独立しても数年は耐えられるだけの資金をためる目的もあり、経費以外は、ほとんど使わずに貯金していました。(小遣いとして使っていたのは月1~2万円ぐらい、食費水道光熱費は10万円と別にもともとの光熱費と比べて差額を経費として支払っていました。)

・車を100万円の軽自動車から、180万円の中古の乗用車に乗り換えた。

・鍼灸院を独立させ、一人暮らしを始めた。

・年に1~2回沖縄旅行に行くようになった。

・税金・社会保険料についてかなり考えるようになった。

・必要なもの以外買わなくなった

というのが、年収100万円時代から徐々に年収1000万円以降になり、主に変わったところです。一番手に入れてよかったのは、一人暮らし、次は沖縄旅行の趣味です。

鍼灸院用のテナントは月6万円の格安物件です。これは、実家でやっていた時も、建物が立派でなくても来院してもらえることを知っていたので、箱にこだわってもコスパ悪いという判断からです。住んでいるところはキッチンが広くてテナントから近いという条件で探した、月3万円の古いマンションに現在住んでいます。

法人を立てると給与控除が使えるのですが、役員報酬をあげすぎると、社会保険料が高くなるので、結局、現在は個人年収は300万円程度になるように調整しています。

実質年収1600万円というのは、法人の資産として残しているので、緊急で必要になった場合には、法人からお金を借りるというスタンスです。

なぜ?生活水準を上げないのか?

私は他の記事でも紹介しているように結構マジな節約生活しています。下手な貧乏大学生よりも、生活費は安いかもしれません。

生活水準を上げても、私はすぐに慣れてしまって、生活は便利にはなるけど幸せを感じ続けられるほど心の感度が良くありません。

それよりも、小さな節約がうまくいったときに自分が幸せを感じることが出来るのを知っているので、節約を楽しむということをしています。

元の生活水準を下げておくと、ちょっとしたことがいろいろ嬉しかったりします。年収的には毎日大好きなものを食べても問題ないともいますが、たまにしか食べられないっという状態をキープすることで、幸せの感度が上がりすぎて今美味しく食べられているものが、まずく感じる(美味しく食べられるものが減る)のは嫌なビンボー症なだけですが・・。

あとは、資産があってもない人だと思われていた方が、人として付き合ってくれる人しか寄ってこないので、人に対して疑心暗鬼になることがありません。防犯上も狙われにくいのでお得だと思っています。

一度、高い生活水準を知ってしまうと、私はそれを維持できないとたぶん不幸を感じると思います。下手に生活水準を上げると不幸に感じるものが増えてしまいます

遠くへの出張もなくなったので、自動車も次の車検の時に中古の軽自動車にでも乗り換えようか、検討しています。

生活水準を上げない理由はこんな感じです。

今後はどうするのか?

平均と比べれば35歳で持っている金融資産としては平均を上回っていますが、投資を積極的に行っている人と比べれば、全然小さいです。

今の生活水準であれば、事業収入で十分すぎるぐらいの資産を構築できていますのであとは、インフレ対策で株にでも変えておけば問題ないかなって感じで、株価を見て右往左往しない程度の投資もゆるいスタイルです。

結婚する願望もなければ子供が欲しいとも思っていません。(特に小さい子供は甥っ子や姪っ子であっても、短時間遊ぶのは楽しいのですが、長時間は苦しいので避けたい。)

後は、あまり多くの人と関わると疲れるので、友達付き合いもかなり限られてます。そういう意味では、適度に人と関わって、時間に余裕がある人生を自分は送りたいんだと思います。

好きな本を読み、自然の中でのんびりする。そんな生活が好きなので、それがそれなりに出来れば満足です。

逆に、それだけがすべてになるとそれはそれで退屈だと思います。

住まいは今後も賃貸の予定です。もし、買うなら私が60歳か70歳ぐらいになったころに、家がかなり余っているはずなので、その時にこじんまりした中古物件を安く買おうかと思っています。

沖縄は好きですが、たまに行くからその良さがより際立つと思います。今のところ移住は考えていません。今ぐらいの距離感で行ければそれでいいかな~って思っています。

完全なリタイアは目指しておらず、現役で死ぬまで鍼灸師をのんびりやっていきたいと思っています。

単純に人の体の状態を考えて施術を行う鍼灸師という仕事が私は好きです。趣味の一部と化しているので、仕事をやめてしまったら、非常に退屈な人生になること間違いなし。

人体は例外が多く、再現性が高い西洋医学の世界ですらAIがすべてを取って代わることはないと思っていますし、仮にそれでよくなったとしても、人に診てもらいたいという需要はなくならないはずです。私が生きている間ぐらいはAIが完全に鍼灸師の職業を侵食できるとは思っていません。

年収が上がって結局、何が変わった?

私は一人暮らしというのが、既にかなりの贅沢として感じています。ただ、年収が上がっても生活水準を上げることにそれほどの興味もないので、単純に税金とか社会保険のことを詳しく知って資産を守る遊びでいいのかなぁと思っています。

このあたりは、日本でトップレベルに頭がいい官僚の方々が作った制度の抜け道を探すゲームっていう感じです。節税ゲームですね。最終的に、めんどくさくなったらやめちゃうかもしれませんが、今のところはそこそこ楽しくやっています。

節約も似たような理由でゲームとしてやっています。節約は創意工夫することが、とても大切な遊びです。

どんな工夫をすれば成果が出るのか?今、自分の欲望を最小限の資源で、最大限満たすにはどうすれば出来るのか?手元にある小さな資源をよりうまく利用するように頭を使うから節約が成功します。

私の場合は300万円に個人の収入を制限することで、このゲームを継続しながら、謎の年収マウント・ラットレースから外れると同時に、節約ゲームを楽しんでいます。

一度それなりに売上が上がると、なぜかそれを維持しなくてはいけない!もっと稼がなくてはという謎のプレッシャーが働きます。

後はこれを退治すれば、とってもストレスなく生きていけると考えています。

結局年収よりも大切なもの

お金は自由と選択肢を増やします。しかし、自分の求める生活(遊び)がそれほどのお金を必要としない場合には、辛い気持ちを我慢してまで稼がなくてもよいと思います。

そういう意味では私の適正年収は90万円ぐらいでも、本当はいいのかもしれません。

選択の自由があるというのは必ずしも正義ではない場合もあります。選択肢が増えると自分が選択しなかった人生について、後悔することが増えるそうです。

もし、あの時○○をしていたら・・・。お金を多く稼げるようになって選択肢が増えたことで、後悔がより多く増える可能性があります。

自分が幸せでいられる金額を知っておくこと。低い生活水準でも幸せを感じられること。お金を稼ぐ力と同じぐらい、実は幸せに生きる為に重要な能力だと思います。

なんとなく年収○○万円!っていいなって思う気持ちもわかります。私もそこを目指して経営を勉強してきました。

でも、年収1,600万円稼いだからと言って、思い描いていたイメージの年収1000万円越えとは全然違います。稼いでいるからと言って、偉いわけでもすごいわけでもありません。同じ人です。

自分が何を幸せを感じるのかを知っておき、それを大切にすることの方が何十倍も大切だと思います。

もちろん、その為にお金が必要なら、それは頑張って稼ぐために努力するのが良いと思います。

ただ、人が幸せであるために、必要なことって私はそれほど多くないと思っています。

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