裁判所の力で未払金を回収した支払督促の体験談

裁判所の力で未払金を回収した支払督促の体験談お金
遊(ゆう)
遊(ゆう)

こんちわー、今日も暑いですね。商売をしていると代金を支払わない人って一定数出てきますよね。そういった不払いの時に相手に支払いを裁判所に促してもらう支払督促(しはらいとくそく)をやった時の体験談をお話しするよ。

結論:支払督促は結構パワーが強いので、取扱注意!

支払督促は商品やサービスの未払いなどに対して結構、パワーが強い方法です。今後も人間関係が継続する方には使いにくいですが、なめられている場合には積極的に活用しましょう。

しかし、法律を完全に理解している相手だと抜け道を使われてパワーが半減してしまいます。

また、支払督促が届いて困っている方の為に、支払督促の裏の抜け道について、また明日の記事で紹介しますので、参考にしてください。

基本はトラブルになるような相手とは、取引契約をしないことが大切ですが、もし、請求をしていても一方的に相手が未払いを継続する場合には、有効な方法なので覚えておきましょう。

そもそも支払督促ってなんぞや?

少額の金銭トラブルなどの場合、いちいち裁判しなくてもいいように、鈴木さんから××の支払いについて田中さんに支払うよう裁判所に申し立てが出てますよ~。内容に間違いがあれば、異議を申し立ててくださいね~。

期日までに、異議を申し立てないと鈴木さんの申し出が正しいと判断して、裁判で負けたのと同じ効力で鈴木さんには田中さんから××の支払いをうける法的な権利を与えちゃいます。

異議を申し立てて、Aさんと争う場合には、裁判になりまーす。みたいに裁判所が仲介して事実確認の書類のやり取りをする制度のことです。

一時期、コレを使って契約もなにもしていないものに対して、法的な支払い義務を発生させる事例が問題になったことがありますが、悪用はダメですよ。

支払督促という制度は少額なのだけれど、契約した支払いが滞っているときや、支払ったけれど商品を受け取れていない時などにお金返して!って裁判所の名前を使って相手に働きかけるときに使うことが出来ます。

申立先は相手の住民票のある簡易裁判所になるので、私のように遠方の方が相手の場合には郵送で申し立てを行います。

私が遭遇した不払いの経緯

私の鍼灸院では体の使い方を教えるパーソナルレッスンを行っています。7回で9万円のコースです。

安くはないので申し込みには、一度体験コースを受けてもらい、自宅に帰って検討したうえで再度連絡を頂くという一時的な感情で決めないようにわざわざ気を使った契約形式をとっています。

今回トラブルになったAさんの場合は中学生の子供を受けさせたいとのことでしたので、体験を受けられてから2週間後に体の使い方を教える継続レッスンを7回コースを9万円で口頭で契約しました。(美容や教育などの特定継続的役務に該当しないので、契約書を作成していなかったのはミスでしたが、民法上、契約書を交わしていなくても、口頭であっても契約は成立します。)

また、支払方法については分割で支払いたいとのことで、初回に5千円だけ受け取り、3回目までは5千円ずつでその後ボーナスのある12月に全額支払うということで契約しました。(口頭)

今振り返れば、Aさんこの支払い計画は既に途中で踏み倒す前提だったかもしれませんが・・・。

2回目のレッスン後、次のレッスンの予約を入れられず、全額支払い期限の12月を迎えてしまいました。

レッスンを2回受けた段階で残り5回のこっているので、もし、辞められたい場合にはレッスンを受けた2回分の不足金額(約15,000円)を指定口座に12月の半ばまでに、指定口座へ振込清算することを条件に、契約の変更の提案のお手紙と請求書を送りました。

12月中旬以降も連絡も振込もなかったため、一番最初の契約内容を文章化したものと一緒に、今度は1月に入っても連絡がない場合には、裁判所を介した請求手続きに移行する折を手紙にてお伝えしました。

結局そのまま1月に入ってしまったため、裁判所に支払督促の申し立てを行ったという流れです。

事業をしていると、キャンセル料なども含めて、こういう感じのことは多かれ少なかれ発生します。今回は過去最高額だったので、実際に経験してみよう!っということで、あえて支払い督促手続きを行ってみました。

タイムテーブル

契約は一方的に変更できない

民法で契約の変更・解除は一方的にできないことになっています。

12月に2回分の不足金額の支払いの提案をした手紙を送っているのですが、相手の同意を得ていないことから、契約内容の変更が出来ませんでした。

その為、今回は契約内容にそった督促を行いました。(9万円から既に支払いのあった1万円を引いた8万円)と支払い督促の手数料及び支払い督促の申し立て費用の合計金額を支払い督促で行いました。

支払督促の実際の流れ

Aさんは少し遠方に住まわれていたので、管轄する簡易裁判所が私の所在地と異なり、郵送にて支払督促の申し立てを行いました。

地元の簡易裁判所で、書き方などを教えてもらってから、郵送でAさんの住んでいる地域の簡易裁判所に申立てを行いました。

申立書を送付してからしばらくして、支払督促発付通知(はがき)が届き、そのはがきが届いてから2週間が経過したら今度は仮執行宣言付支払督促申立書を送付します。そうすると仮執行宣言付支払督促が裁判所から送られてきます。この仮執行宣言付支払督促というのは、裁判で勝訴したのと同等の効果を持ったものになります。

ややこしいので、簡単にまとめると。

裁判所に遊さんがAさんに未払いの代金払うように言ってくださいよ~っとお願いして、

裁判所がAさんに遊さんから代金払えっていってますけど、何かの間違いなら2週間以内に異議を申し立ててねって書類を送り、

同時に裁判所はAさんに事実確認の書類送っておきました~ってはがき送ってきます。

2週間異議が申し立てられなかったので、裁判所に遊の言い分が正しいっていうお墨付きくださいよ~っていう書類を送ると、

裁判所が遊さんの言い分が正しいっていう裁判所も認めたという証明書(仮執行宣言付支払督促)発行します。

っという流れです。手続きなので、若干ややこしいですが、要は裁判所に仲介人になってもらって、書類で事実確認してもらって、事実通りなら裁判所が遊さんの言っていることが正しいですって認めて法的強制力を与えますよってものです。

裁判所が認めてくれたら・・・・

今回は仮執行宣言付支払督促を裁判所が出した時点で、Aさんが折れて支払っていない残りの代金と支払い督促の手続きにかかった費用と手数料を振込清算してくれました。

今回のケースは、Aさんが法律について詳しかったら、私の方が泣き寝入りするしかない可能性がかなり高かったので、実はずっとひやひやしていました。その理由は明日の記事でアップしますので、支払督促が届いてしまって困っている方はそちらを参考にしてみてください。

まとめ

・少額の金銭トラブルは簡単な申請だけで裁判所が介入してくれる

・パワーが強いので、今後も人間関係が続く方相手には不向き

・支払督促の流れは実際にやらないと、最初はわかりにくい

・相手が折れてくれて助かった^^

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